USS業務日誌

第九話 変色、焼け付いた痕

こんにちは。USサービスです。

今回、エヴァン〇リオン風にご紹介したいのがプラスチック系素材の変色についてです。まず下の画像をご覧ください。

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こちらは某メーカーのテーブルアーム間接部にあるカバーです。このカバーは新品時、アーム部の白色とそこまで変わらない色でした。ですが経年によりここまで変色してしまっています。何故この部分だけこんなに変色したのでしょうか?

実は関節カバー部の素材はABS樹脂、アーム部は白く塗装された金属で出来ております。このABS樹脂というのが黄ばんでしまうのです。原因は2つあります。ひとつはABS樹脂に含まれるブタジエン成分の劣化による変色です。この場合変色を改善するのは難しいです(;´・ω・)しかしもうひとつの原因である添加物の化学変化による黄変でしたら元の色に戻せる可能性があるんですね。

やり方としましては、希釈したワイド〇イターEXパワー(過酸化水素水と漂白活性化剤どちらも入っています)に漬け込んで、日光に晒しておく。

これだけです。材質を痛めることもありません。

 

 

実際にやってみましたので違いを見てみて下さい。

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ワ〇ドハイターEXパワーを染み込ませたティッシュとラップでカバーを包み込む(ワイ〇ハイターEXをじゃぶじゃぶ容器に入れるのもったいなかったので)

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からの5~6時間天日干し

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ここまで復活しました

すみません。実は実験日天気があまり良くなくほぼ天日干しは出来ていませんでした(:_;)上の快晴の画像はただの晴れた日の駿河湾です。今回の実験とは何の関係もございません。きちんと紫外線を当てられたらもう少し白く復活できていたかもしれませんね。また、天日干し時間は本来もっともっと必要です。一週間以上必要だとの見解もあります。なかなか現実的に難しいですが……

最後にABS樹脂に関しましてもう少し詳しく…

じゃあなんでこんな変色してしまうものを使うのか?ABS樹脂は他のプラスチック系素材と比べてダントツに耐久性、強靭力、成形性に優れているのです。故にいろんな製品に使われているのですが、その耐久性を大幅にアップさせているのが変色の原因の一つとなるブタジエンなんですね。どちらを優先させるかといったらやはり耐久性ではないでしょうか。変色の代わりに長い年月頑張ってくれるブタジエンくんは機械製品にとってなくてはならない成分なのです。

ってネットに書いてありました。終わり

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